和心の宿 姫の湯の
サービス料(奉仕料)・心づけ(チップ)についての
考え方

基本的な考え方

日本旅館において、以前から「心づけ」と言われる一種の「チップ」がありました。
いつごろが起源かは存じませんが、夏目漱石の「坊ちゃん」にも登場することから、明治以前より、そうした一種の慣習があったようです。チップ文化が根付いていない日本においては珍しい慣習といえます。

戦後になって、「サービス料(奉仕料)」という考え方が出てきました。
これは欧米のサービス業におけるチップ制を上手に日本流に加工したシステムで、飲食店やホテル・旅館に広く組み込まれました。しかしサービス料という考え方が根付いたにもかかわらず、何故か心づけは別立てで残ってしまいました。

和心の宿 姫の湯には、一部を除いてサービス料(奉仕料)がありません。俗に「サ込み」とか「サ別」という言い方がありますが、和心の宿 姫の湯では一泊二食の基本となる宿泊料においてはサービス料そのものの存在を認識しておりません。ですから「サ込み」という言い方も出来るのですが(実際、旅行会社のクーポン券にはそのように表示されております)、現実には「サ無し」です。

私たちはお客様に心地よい商品を提供することを旨としております。

翻って言うなら私たちのメイン商品は「心地よさ」であり「サービス」という言葉と、「目的」及び「手段」の関係にあります。サービスがメインの商品である以上、それを別立てでいただくわけにはいかない、これが私たちの考え方です。

「心づけ」に関しても同様です。
お気持ち自体は大変ありがたいことなのですが、それによって差がつくようなサービスを私たちは目指しておりません。「いつ」でも「だれ」でも「どこで」でも、同じ心地よさを提供できるよう日々励んでおります。

そのような理由からお心づけは拝辞させていただいております。どうぞお気遣いなく十分に和心の宿 姫の湯をお楽しみいただけますようお願い申し上げます。

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